VEHICLE SIZE / ARTICLE 03

1.5tキッチンカーがフェスで強い理由

最大の理由は、積載量と回転率。大量に積めることが、そのまま売上の上限を決める。

公開 2026-08-25更新 2026-08-2501 車両サイズ研究一次情報あり監修:株式会社ケイズエムズ/CRAFTBASE
研究カルテRESEARCH CHART / ARTICLE 03
研究テーマ
車両サイズ/1.5tクラス
研究所評価
★★★★★
初心者重要度
★★★☆☆
修理費リスク
★★★☆☆
確認難易度
★★★☆☆
クラスター
01 車両サイズ研究
研究所の結論
フェスで勝負するなら積載。売れる日に売り切らないための車。

CONCLUSION / 研究所の答え

最大の理由は、積載量と回転率。大量に積めることが、そのまま売上の上限を決める。

1.5tは、150万円を保証する車ではない。150万円を狙える体制を作りやすい車。

研究所の答え

フェスや大型イベントで1.5tが強い理由は、単純です。大量に積めるからです。

食材、冷蔵品、冷凍品、包材、ドリンク、厨房設備。これらを一度に積んで現場に入れることが、そのまま1日の販売上限になります。イベントは日数が限られています。その日に売り切れてしまえば、翌日はありません。

一次情報 CRAFTBASE取扱経験

1日30万円以上を狙う事業者に選ばれるクラスです。最高クラスでは、1日150万円の売上に達した顧客事例もあります。

ただしこれは車両が売上を保証するという意味ではありません。商品力・イベント規模・オペレーション人数・仕込み体制がそろって初めて到達する数字です。

1.5tは、150万円を保証する車ではない。150万円を狙える体制を作りやすい車。

現場では何が起きるか

大量販売の日は、補充のピストン輸送が発生する

1.5tでも足りない日はあります。売れ続ける現場では、別車両で材料を運ぶピストン輸送が必要になることがあります。フェス出店を本気で狙うなら、車の積載だけでなく「補充の体制」までを設計に含めてください。

厨房が広いと、人を増やせる

積載が増えても、作る速度が上がらなければ売上は伸びません。1.5tの厨房は複数人が同時に作業できる広さを取りやすく、「積める」と「作れる」を両立させやすいのが実際の強みです。

200Lクラスの給排水が現実的になる

長時間営業では水が足りなくなります。1.5tは200Lクラスの給排水設備を積んでも積載に余裕を残しやすく、営業時間の自由度が上がります。

なぜそうなるのか

要素軽・1tでの制約1.5tでの変化
食材の量昼過ぎに売り切れる1日分を積み切りやすい
冷蔵・冷凍どちらか一方になりがち両方を積める構成が組める
人員1〜2人2〜3人で回せる厨房が作れる
給排水40L〜80Lが現実的200Lクラスが現実的
電源容量が先に頭打ち機器構成の自由度が上がる

※ 表は横にスクロールできます。

ただし、積載が増えるほど車両総重量も増えます。免許区分・タイヤ・ブレーキ・足回りの負担もセットで上がることは押さえておいてください。

購入前に見るべきポイント

フェス中心で使うなら、厨房の作業効率と積載の両方を実車で確認してください。とくに、ストックをどこに置くかは図面ではなく現物で見るべき部分です。

写真スロット:フェス出店時の1.5t。ストック置き場と作業動線を確認する。assets/images/articles/15t-festival.jpg を置くと自動で差し替わります
フェス出店時の1.5t。ストック置き場と作業動線を確認する。

購入時チェックポイント

  • 1日に売りたい食数から、必要な食材・包材の体積と重量を先に計算する
  • ストック(在庫)を置く場所が厨房内にあるかを実車で確認する
  • 給排水200Lを積んだ状態での積載余裕を確認する
  • 運転する全員の免許で運転できるか、車検証の車両総重量で確認する
  • 出店予定のイベント会場の搬入経路・区画サイズを確認する

関連する現車確認項目:20項目 シャーシ 20項目 足回り 20項目 ブレーキ 20項目 給水設備

注意点

  • 売上事例は車両の性能ではなく、商品・立地・体制の結果。車を買えば同じ数字になるわけではない
  • 積載が増えると、タイヤ・ブレーキ・足回りの消耗も早くなる
  • 都内ランチのような狭い区画には入れないことがある。出店先の構成を先に決める
この記事の根拠 株式会社ケイズエムズ/CRAFTBASE が実際に製造・販売・修理・運営してきた車両の経験にもとづく一次情報を含みます。 「一次情報」バッジのある箇所が現場データです。それ以外は一般的な整理です。
寸法・価格・重量・消費電力・修理費のうち、確認できていないものは「実測準備中」と表示し、推定値は掲載していません。
免許・車検・構造変更・営業許可などの制度は改正されます。最終確認は必ず最新の法令および管轄窓口でお願いします。
最終更新:2026-08-25

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