COMPARE

クラス比較:軽 / 1t / 1.5t / 2t

どのクラスが優れているという答えはありません。売る商品、狙う食数、出店場所、運転する人の免許。条件が変われば最適なクラスは変わります。ここでは判断材料を横並びで比べられるようにしています。

12項目で比較用途別の考え方ベース車の違い

クラス比較表

比較項目1t1.5t2t
向いている営業都内ランチ/狭い区画/単品高回転都内ランチのステップアップ/複数工程フェス・大型イベント/複数メニュー大型フェス/長距離遠征
販売能力の目安工程が少ない商品で回転を上げる軽の1.5〜2倍程度の食数を狙うイメージ1日30万円以上を狙う事業者が選ぶ1日70万〜200万円を本気で狙う層
スタッフ1〜2人2人2〜3人複数人が前提
積載350kg(軽トラックの法定基準)おおむね1,000kg前後おおむね1,500kg前後おおむね2,000kg前後
運転取り回しがよい/駐車場所を選ばない都市部でも扱いやすい慣れが必要/駐車場所の確保が要る搬入経路の事前確認が必須
普通免許普通免許で運転できる車両総重量による車両総重量による(準中型が必要な場合あり)準中型以上が必要になる場合が多い
価格車両・架装とも抑えやすい軽より上がるさらに上がる最も高くなりやすい
フェス適性区画によっては可中規模まで強い最も強い
ランチ適性最も強い強い区画次第入れない場所が増える
長距離不利になりやすい条件による対応しやすい最も対応しやすい
厨房工程を絞る前提2人が立てる広さを取りやすい複数工程・熱源を載せやすい複数人での分業が可能
給排水40L前後が現実的40〜80L200Lが現実的200L以上も設計しやすい

※ 表は横にスクロールできます。積載量は車種・架装によって変わります。実際の値は必ず車検証でご確認ください。

価格帯・室内寸法の数値は掲載していません。 相場は年式・仕様・時期で動き、室内寸法は架装によって1台ごとに違います。 根拠のない目安を載せないため、確認できた実測値から順に公開します。ここは研究サイトで、車両の販売はしていません。

用途別に考える

この研究所は「おすすめ1位」を作りません。順位ではなく、用途ごとに何が向くかで整理します。

用途考え方関連する研究
都内ランチ向け区画の狭さが先に効く。軽か1tから考える軽の使いどころ1tが増えている理由
フェス向け積載と回転率。1.5t以上が有利になりやすい1.5tがフェスで強い理由
長距離向け積載と車の素性。エンジン・排気系の状態が効く2tは誰が選ぶべきか壊れにくいベース車
雪国向け4WDを優先的に検討する雪国なら4WDを選ぶべきか
副業向け稼働日数が少ないほど固定費が効く。小さく始める軽の使いどころ燃料の選び方
大量販売向け積載・給排水・電源をセットで設計するタンク容量の選び方電源方式の比較

比較の順番

営業スタイルから、必要な車両サイズを考えましょう。次の順番で決めてください。

  1. 売る商品と調理工程を決める
  2. 1日に売りたい食数を決める
  3. 必要な設備(熱源・冷蔵・シンク)を洗い出す
  4. 必要な積載量と給排水容量を計算する
  5. 運転する人の免許区分を確認する
  6. 出店したい場所に入るサイズかを確認する
  7. ここまでで残ったクラスから選ぶ
クラスが絞れたら、次は現車の見方です。中古キッチンカー購入前 20項目チェックに、見るべき場所と危険サインを全部書き出しています。

ベース車(メーカー・車種)で何が変わるか

クラスが同じでも、ベース車が変われば部品供給・整備性・架装のしやすさ・中古の流通量が変わります。壊れるかどうかより、壊れたときに直せるかで見てください。

ベース車メーカーキッチンカーとしての特徴
エルフいすゞ小型トラックの定番。中古の流通量が多く、架装事例も多い。部品も出やすい。
キャンター三菱ふそうエルフと並ぶ定番。年式・グレードの幅が広く、エンジン型式による違いが大きい。
ダイナ/トヨエーストヨタ兄弟車。整備を受けられる工場のネットワークが広い。
アトラス日産OEM関係が複雑。部品を調べるときは車名ではなく型式で確認する。
ボンゴマツダ小回りが利く。小型キッチンカーのベースに使われる。
キャリイスズキ軽キッチンカーの代表格。部品が入手しやすく、修理費が読みやすい。
ハイゼットダイハツ軽の定番。4WD・ATの選択肢が多く、雪国・不整地の出店に対応しやすい。

※ 表は横にスクロールできます。エンジン型式・年式ごとの傾向はエンジン・燃料研究で扱っています。

条件を伝えてもらえれば、逆算します

「この商品を、この場所で、1日◯食売りたい」——それが分かれば、妥当なクラスは絞れます。
売り込みのための連絡はしません。