VEHICLE SIZE / ARTICLE 02

1tキッチンカーが都内ランチで増えている理由

軽キッチンカーからのステップアップ車両。「軽では足りないが、1.5tは大きすぎる」を埋める。

公開 2026-08-25更新 2026-08-2501 車両サイズ研究一次情報あり監修:株式会社ケイズエムズ/CRAFTBASE
研究カルテRESEARCH CHART / ARTICLE 02
研究テーマ
車両サイズ/1tクラス
研究所評価
★★★★
初心者重要度
★★★★
修理費リスク
★★★☆☆
確認難易度
★★☆☆☆
クラスター
01 車両サイズ研究
研究所の結論
1tは「食数の天井」を上げる車。売れているのに売り切れる人が次に乗る。

CONCLUSION / 研究所の答え

軽キッチンカーからのステップアップ車両。「軽では足りないが、1.5tは大きすぎる」を埋める。

都内ランチで軽の次を狙うなら1t。

研究所の答え

1tキッチンカーは、軽で営業して手応えを掴んだ人が次に選ぶクラスです。目的は明確で、1日に売れる食数の天井を上げることです。

一次情報 CRAFTBASE取扱経験

感覚値として、軽で30〜60食だった営業が、1tでは60〜120食を狙えるイメージになります。

これは商品・立地・人数で変わるため保証値ではありません。ただし「軽で毎回売り切れている」状態の事業者が1tに乗り換えると、売上の伸び方が変わることが多くあります。

現場では何が起きるか

売り切れは、褒め言葉ではなく損失

毎回売り切れているのは一見良いことですが、経営から見れば「その日、まだ買いたい人がいたのに売れなかった」という状態です。軽で売り切れが続いているなら、積載を増やすことが最も直接的な売上対策になります。

2人営業がやりやすくなる

軽の厨房は、2人が同時に立つと動線がぶつかります。1tになると厨房の奥行きと幅に余裕が出て、調理と接客を分担しやすくなります。行列ができる現場では、この差が回転率に直結します。

それでも都内で扱える大きさ

1.5tより小回りが効き、駐車場所の選択肢も残ります。都内ランチのように区画が限られる場所では、この「まだ入れる」というサイズ感が効いてきます。

1tのメリットとデメリット

内容
メリット軽より積める/厨房が広い/2人営業しやすい/1.5tより小回りが効く
デメリット車両価格・架装費が上がりやすい/維持費も軽より増える/必要免許は車両総重量による
向いている人軽で売り切れが続いている/2人で回したい/都内ランチ中心だが食数を増やしたい
向きにくい人出店区画が極端に狭い/稼働日数が少なく固定費を回収しにくい

※ 表は横にスクロールできます。

「1tだから積載1,000kg」ではありません。架装(シェル・厨房設備・タンク)の重量を引いた分が実際に積める重さです。必ず車検証の最大積載量と、架装後の重量で確認してください。

購入前に見るべきポイント

1tは車種・年式・架装の組み合わせが幅広く、同じ「1t」でも中身がかなり違います。厨房の広さと積載の余裕は、カタログではなく実車で測るのが確実です。

写真スロット:1tの厨房レイアウト。2人が同時に立てる幅があるかを見る。assets/images/articles/1t-kitchen-layout.jpg を置くと自動で差し替わります
1tの厨房レイアウト。2人が同時に立てる幅があるかを見る。

購入時チェックポイント

  • 軽で「毎回売り切れ」が起きているかを、まず自分の売上記録で確認する
  • 2人営業を想定して、厨房内で人がすれ違えるかを実車で確認する
  • 車検証の車両総重量を見て、運転する全員の免許で運転できるかを確認する
  • 架装後の実際の積載余裕(最大積載量 − 架装重量)を確認する
  • 出店中の場所に1tで入れるか、区画のサイズを先に確認する

関連する現車確認項目:20項目 走行距離 20項目 シャーシ 20項目 車検・登録・営業許可

注意点

  • 車両価格だけでなく、架装費・登録費用・維持費を含めた総額で比較する
  • 「1.5tのほうが積める」は事実だが、入れない出店先が増えれば売上は落ちる
  • 免許区分は取得時期で異なる。従業員に運転させる場合はとくに確認が必要
この記事の根拠 株式会社ケイズエムズ/CRAFTBASE が実際に製造・販売・修理・運営してきた車両の経験にもとづく一次情報を含みます。 「一次情報」バッジのある箇所が現場データです。それ以外は一般的な整理です。
寸法・価格・重量・消費電力・修理費のうち、確認できていないものは「実測準備中」と表示し、推定値は掲載していません。
免許・車検・構造変更・営業許可などの制度は改正されます。最終確認は必ず最新の法令および管轄窓口でお願いします。
最終更新:2026-08-25

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